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アジア基点のビジネス構築――現地に根差した経営

  • 執筆者の写真: Kiyoshi Urakami
    Kiyoshi Urakami
  • 2025年10月10日
  • 読了時間: 2分

 日本企業はアジアでの戦いが苦手である。

 

 日本企業は、基本的なアジア事業戦略の組み立てと旗振りをまだ日本の本社や事業所で行っていると言って過言ではない。以前、どこかで書いたかも知れないが、中国やアジア地域に派遣された日本人駐在員と話していて、「最大の悩みは?」と聞くと、「日本事業所の幹部を如何にして説得するかだ」という答えが返ってくることがまだ多い。

 

 これで日本のビジネスより物事がはやく動き、事業環境もめまぐるしく変わるアジアでの戦いに勝てるのか。アジアでのビジネス上の戦(いくさ)が敵対する意志の相互作用という本質を包摂するものであるなら、戦いのシナリオは戦場である中国やインドなどで組み立てるべきだろう。

 

 日本で考えて、売れると思った製品を、例えば中国工場の製造工程に投入して、在庫の山を築いたビジネス事例は実に多い。問題は、投入した製品の販売が思わしくない時、市場の反応を見極め、速いスピードで修正の動きが起こせるかどうかである。

 

 ビジネス戦略のシナリオをアジア現地で立てることは現在のビジネス環境では普通の姿になっていなければならない。現地組織のリーダーに多くの権限を委譲する必要があり、日本の事業所は、現地の組織を信頼し、現地リーダーおよびスタッフと仕事の進め方を協議のうえ、現地に根差すビジネスの積極的展開を図っていただきたい。


シンガポール風景
シンガポール風景

 

 
 
 

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